「マンガ フリーランスで行こう!」 高田ゲンキ[著] インプレス

「マンガ フリーランスで行こう!」 高田ゲンキ[著] インプレス

「マンガ フリーランスで行こう!」 高田ゲンキ[著] インプレス

 

フリーランスではないけれど・・・

さて、東京支社を一人で任されたワタクシ、ビジネス本太郎。

相談することはできても、一人で考え、一人で行動し、一人で結果を出さないといけないわけで・・・この状況、フリーランスと似ているといえなくもない。

高田ゲンキさんというベルリン在住の有名なイラストレーターが書いた「フリーランスで行こう!」を手に取ってみた。
さすがイラストレーターで、全編マンガだからすごく読みやすい。

いや、「マンガだから」というだけの理由ではない。ガツガツしないで仕事が来るのが理想・・・みたいな幼稚な願望を持っていたことも、素直に書いてあって、すごく身近な感じが共感しながらぐんぐん読めた。その身近な人が、コネもなくフリーランスとして成功して、ベルリンに移住するなど、自由に生きられるようになったということろが、「自分もできるかも!!」と、背中を押される感じがあった。

すべての仕事に通じる大事なこと

この本を手に取る人は、十中八九フリーランスになりたい人だろうと思う。じっさい、高田ゲンキさんも、自分がフリーランスになる時に、ほとんど全部の知り合いに反対されたり呆れられたりするばかりだったから、そういう人を応援したくて漫画を描いたというようなことを言っている。

フリーランスになる時にみんなに反対されてる中で、ゲンキさん憧れのイラストレーターの大寺聡さんのところへアポなしで行った時のシーン。大寺さんが自宅に招いてくれて、すごく励まされたので、「成功して大寺さんに恩返しできるようにがんばります!」と言ったら、「そういうのはしなくていいんだよ。高田くんがいつか成功したら、今度はもっと若い人たちに同じことをしてあげてほしいんです」と言われたというエピソードが、すごく心に残った。

うーん、かっこいい! そうなんだよ、成功している人は、「Pay Forward」を体現してる。

だから、イラストでは、「フリーランスとしての成功」や「ベルリン在住」ではなくて、「この本を書いたこと(=フリーランスという働き方を応援できたこと)」がゴールという形にまとめた。きっとゲンキさんもそのつもりだと思う。

でも、実はフリーランスではなくても、自分の仕事でがんばってがんばって何かを成し遂げて、それを後に続く人につなげてあげたいということは、どんな仕事でも同じだ。

自分も、「こーんな何もないところから、これをこうやったらできたよ!」と、同じような苦しさを味わった人にちょっとでも力を与えられるようなアドバイスができるようになったらいいなと思う。
(間違っても、「俺はこんなに苦しんだんだからお前も買ってでも苦労しろ!」なんて言うアホにはなりたくない!)

著作権関係など、具体的に役に立つ情報も必見

あと、この本の「フリーランスの法律術」のところに書かれている内容は、フリーランスじゃなくても、イラストレーターじゃなくても、知っておいて損はないことだな、と思った。

どんな仕事にも金銭トラブルはあるし、webで発信していれば著作権の知識は不可欠。しっかり理解しておきたいなと改めて思った。

よーし、今日も一人でがんばるぞー!!

目次

プロローグ

第1章:フリーランスの独立術
第1話 高田、会社やめるってよ
第2話 独立への第一歩 2003年 鹿児島の旅
第3話 世界一のイラストレーション・スタジオを訪ねて

第2章:フリーランスの営業術
第4話 フリーランスは最高だぜ!
第5話 僕に仕事が来ない理由(前編)
第6話 僕に仕事が来ない理由(後編)
第7話 営業先の見つけかた
第8話 はじめてのえいぎょう(前編)
第9話 はじめてのえいぎょう(中編)
第10話 はじめてのえいぎょう(後編)

第3章:フリーランスのモチベーション持続術
第11話 僕のフリーランスならではの悩みと、それを解決してくれた2つの言葉
第12話 繁忙期の乗り越えかた
第13話 フリーランスの初任給
第14話 実力もないのに個展を開き、コテンパンにされた話
第15話 フリーランス夫婦は最高だぜ!

第4章:フリーランスのトラブル解決術
第16話 不払いクライアントには気をつけろ! (前編)
第17話 不払いクライアントには気をつけろ! (後編)
第18話 著作権を味方につけろ! (前編)
第19話 著作権を味方につけろ! (中編)
第20話 著作権を味方につけろ! (後編)

第5章:フリーランスの移住術
第21話 そしてベルリンへ…

エピローグ

ビジネススキルカテゴリの最新記事